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古今亭今輔 (3代目) : ウィキペディア日本語版
古今亭今輔 (3代目)[ここんてい いますけ]
3代目古今亭 今輔(ここんてい いますけ、明治2年1869年6月27日 - 大正13年(1924年8月18日)は、落語家。本名:村田 政次郎。浅草代地に住んでいた事から俗に「代地の今輔」やせっかちなエピソードが多い事から「せっかちの今輔」。
東京深川の生まれ、子供の時の1883年4年頃に2代目古今亭志ん生の門に入り志ん丸を名乗った。志ん丸は2代目今輔の前座名で待望されているのが分かる。
1889年3月に志ん猫と改名、師匠志ん生死去に伴い4月に4代目三升亭小勝2代目禽語楼小さんないし3代目柳家小さんの説も)の門で三升亭小つね(ないし柳家小常や柳家小つねとも)さらに1896年1月に柳家小文吾となり1897年?に柳派の出世名である3代目柳家小三治襲名。
1904年半ば頃に3代目今輔襲名。
糖尿病で死去。
おせっかちで高座では落着きがなく投げやりな感じが多く音曲噺をはじめ噺も多かったが評価は少なかった
「囃子長屋」「しらみ茶屋」「三人片輪」他多数の速記本が残されている。SPレコードは音曲噺を中心に大正時代に数枚吹き込んでいる。
弟子に4代目鈴々舎馬風(今之助と名乗っていた。)、2代目桂枝太郎(今輔門で古蔵宝輔と名乗っていた。)、3代目柳亭痴楽等がいる。評論家に転進した野村無名庵も一時弟子であった。
== 出典 ==

*諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編『古今東西落語家事典』平凡社、ISBN 458212612X


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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